レアル・マドリードから今季1年間の契約で古巣トットナムに期限付き移籍しているウェールズ代表FWギャレス・ベール(31)が9日、ライブストリーミング配信プラットフォーム「Twitch(ツイッチ)」のトットナム公式チャンネルのインタビューに応じている。そのもようをムンド・デポルティボ電子版が同日に伝えた。

その際、Rマドリードを離れた理由について問われ、「僕がどれだけトットナムを愛しているかを皆が知っている。僕は試合に出場し、チームに貢献したかったので、Rマドリードを離れたんだ。皆が僕に愛情を注いでくれると分かっていた場所に戻れるという事実は、その決断を下すことをとても容易にしてくれた」と説明した。

これまでに一緒にプレーした中で最高の選手については「数々のゴールや僕たちが一緒に獲得したタイトルを考慮すると、ベストはクリスティアノ・ロナウドだ。彼は間違いなく史上最高のサッカー選手の1人だよ」とRマドリードで5シーズン一緒にプレーし、欧州チャンピオンズリーグに4度優勝したポルトガル代表FWの名を挙げている。

キャリア最高の出来事については2016年にフランスで開催された欧州選手権を挙げ、「あれは本当に特別だった。なぜなら僕の国があんなにも重要な大会で決勝トーナメントに進出するのは初めてだったし、僕たちは17歳の時から一緒にプレーしてきたグループだったからね」と感慨深げに語った。ウェールズ代表は同大会で快進撃を続け、準決勝進出を果たしている。

(高橋智行通信員)