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Wednesday, March 3, 2021

東証前引け 大幅反落、一時2万9000円割れ 値がさ成長株に売り - 日本経済新聞

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4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日比554円69銭(1.88%)安の2万9004円41銭で終えた。前引け前に一時、2万9000円を割り込む場面もあった。米長期金利が再び一時1.5%に迫る水準まで上昇したことをきっかけに、相対的な割高感のある成長(グロース)株の売りが膨らんでいる。

前日の米株式市場でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、東京市場でも値がさのグロース株の下落が目立つ。ファストリとソフトバンクGの2銘柄で280円ほど日経平均を下押しした。

朝方は景気敏感株を中心に買われる場面もあり、下値を支えていたが徐々に利益確定売りに押され下げ幅を拡大した。日経平均は25日移動平均(2万9277円、3日時点)を下回って推移している。市場では「下値のメドをつかむのが難しく、しかけ的な売りによる急落リスクも意識され押し目買いを入れにくい」(東海東京調査センターの中村貴司シニアストラテジスト)との見方もあった。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落。TOPIXは前日比1.26%安で午前の取引を終えた。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2479億円、売買高は6億2021万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1724と、全体の8割弱を占めた。値上がりは377、変わらずは91銘柄だった。

東エレクスクリンアドテストが売られた。住友鉱三井金が大幅安。一方、日立造は大幅上昇。商船三井郵船川崎汽など海運株が買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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