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Wednesday, February 17, 2021

NY商品、原油が3日続伸 米寒波による供給減の観測 金は4日続落 - 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=川内資子】17日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の3月物は前日比1.09ドル(1.8%)高の1バレル61.14ドルで取引を終えた。一時61.28ドルと期近物として2020年1月以来の高値を付けた。米国の石油施設が集中するテキサス州に寒波が襲い、目先は原油供給が細るとの見方から買いが優勢となった。

寒波の影響でテキサス州の石油施設の多くが操業停止に追い込まれる状態が続き、輸送に使うパイプラインにも悪影響が出ている。原油供給が正常化するには時間がかかり、供給の減少で需給が引き締まる状態が長引くとの見方が強まった。

売りが強まる場面もあった。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が17日朝、「サウジアラビアが原油の増産を検討している」と報じた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国や非加盟国は協調減産を続け、サウジアラビアは2月から自主減産も実施してきた。ただ、最近の原油高を受けて、3月のOPEC総会で4月以降の減産打ち切りを提案することを検討しているという。

ニューヨーク金先物相場は4日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比26.2ドル(1.5%)安の1トロイオンス1772.8ドルで終えた。一時1767.9ドルと中心限月として20年11月以来の安値を付けた。外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇し、ドルの代替投資先とされる金先物に売りが優勢となった。

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