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Thursday, February 18, 2021

日経平均続落で3万円割れ、米指標低調や金利高止まり-内外需下落 - ブルームバーグ

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19日午前の東京株式相場は続落し、日経平均株価は3万円の大台を割り込んだ。米国での雇用などの経済指標低調や長期金利の高止まりを嫌気し、自動車や医薬品、陸運など内外需とも売りが増加している。鉱業や石油・石炭製品など原油関連も売られている。

  • TOPIXの午前終値は前日比14.70ポイント(0.8%)安の1927.21
  • 日経平均株価は288円67銭(1%)安の2万9947円42銭

〈きょうのポイント〉

  • 米新規失業保険申請件数は4週間ぶり 高水準、米住宅着工件数は5カ月ぶりに 減少
  • 18日の米国株は 下落、エネルギーやテクノロジー株安い-米10年債利回りは一時1.3%台に上昇
  • 18日の米ニューヨーク原油先物は1%安の1バレル=60.52ドルと4日ぶり反落-製油所の閉鎖長引く見通し

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「このところ米国株の弱い影響が日本株に出ている。長期金利の上昇が米国株の重しになっている」と語る。米10年債利回り1.5%あたりが株の割高感が意識される分水嶺になるかもしれないとし、その水準をさらに上回ると「株式を売却して利回りが得られる米国債への動きが出てくる可能性はある」とみていた。

  きょうこのまま3日続落で終了すればTOPIXは1月5日、日経平均は1月6日ぶりで、年初の続落以来の記録となる。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストによると、経験則からは実質金利が10ベーシス上昇すれば米S&P500種株価指数は2.5%調整し、株価収益率(PER)が高いグロース株ではさらに調整幅が大きくなるという。

  三井住友信託銀の瀬良氏は米国で協議が進む追加経済対策が成立するまでは上昇余地があるとして、「現在は日経平均3万円での根固め的な感じ」とも話していた。

  • 東証33業種では鉱業や空運、石油・石炭製品、証券・商品先物取引、陸運、医薬品、輸送用機器が下落
  • パルプ・紙と海運は上昇
3万円割れ

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