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Friday, February 19, 2021

海外挑戦、国内移籍も活発 なでしこ返り咲きなるか―女子サッカー(上) - 時事通信ニュース

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2021年02月20日07時44分

アストンビラに移籍した岩渕真奈=1月27日、英国・ウォルソール(ロイター時事)

アストンビラに移籍した岩渕真奈=1月27日、英国・ウォルソール(ロイター時事)

  • WEリーグに参入する大宮に移籍したなでしこジャパンの鮫島彩(左)=2019年6月25日、フランス・レンヌ

 日本女子サッカーで有力選手の海外挑戦や国内移籍の動きが活発だ。今夏に延期された東京五輪が控え、9月には国内初の女子プロリーグ「WEリーグ」が開幕。大きな節目が続くことになり、選手らは例年にない積極的な動向を見せている。
 昨季終了後、日本女子代表(なでしこジャパン)のエース岩渕真奈がINAC神戸からアストンビラ(イングランド)へ、司令塔の長谷川唯が日テレからACミラン(イタリア)へ移籍。24歳の長谷川は五輪前の海外挑戦も「迷いなく決断した。思い切りチャレンジしたい」と声を弾ませる。
 27歳の岩渕は五輪後に再び海外でプレーする計画が延期で狂わされ、「年齢や9月から始まるプロ化の中で、どうしたら自分の理想の時に出られるのかという答えが見つからなかった」と葛藤を明かした。一度は移籍を白紙に戻した。それでも自身の将来像を思い描き、攻めの決断に転じた。
 国内の移籍市場も活況を呈している。女子部門を新設した大宮は2011年女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝メンバーの鮫島彩をINAC神戸から、阪口夢穂を日テレから獲得。さらに世界一を経験した大野忍氏がコーチに就任。新たに女子チームを立ち上げた広島も、36歳の近賀ゆかりら経験者を加えた。
 積極的な補強に動いた大宮の総監督を務めるのは、11年W杯でなでしこを女王に導いた佐々木則夫氏。「日本を世界一に導くリーグにする」ため大宮をけん引役にしようと意気込む。国内リーグの勢力図を塗り替え、ひいては日本女子サッカーの底上げを目指す。選手を含む関係者の決断は、日本が再び世界を制するためののろしとなるか。

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