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Tuesday, February 23, 2021

専用コートで狙うメダル 初出場の5人制サッカー―東京パラ、あと半年 - 時事通信ニュース

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2021年02月24日11時07分

ブラインドサッカー専用コートで練習する男子日本代表の選手ら=東京都小平市(日本ブラインドサッカー協会提供)

ブラインドサッカー専用コートで練習する男子日本代表の選手ら=東京都小平市(日本ブラインドサッカー協会提供)

 視覚障害の選手らによる5人制サッカー(ブラインドサッカー)男子日本代表は、昨年6月から東京都小平市の専用コートで練習を進めている。悲願だった強化拠点の完成を追い風に、初出場の東京パラリンピックでメダル獲得を狙う。
 日本ブラインドサッカー協会によると、専用コートは国内で初めて。同協会のスポンサーの丸井グループが、研修センター内のテニスコートを改修して整備した。同社の担当者は「思う存分練習してもらえれば」と語り、今後は競技の普及イベントなどにも活用する考えだ。
 人工芝の長さを変えたコートが2面あり、両サイドのフェンスも常設。幹線道路から離れた場所にあるため、ボールの中の鈴の音や選手同士で掛け合う声もよく聞こえる。併設のクラブハウスは弱視の人でも移動しやすいよう、壁の色を床から1メートルを境に変えるなどの工夫を施してある。
 代表チームは週2回ほど利用。首都圏の練習場を転々としていた頃に比べ、フェンスの準備などの時間が省け、練習効率も上がった。高田敏志監督は「全てにおいて満たされた環境。初めて見に行ったときは泣いた」と振り返る。
 新型コロナウイルスの感染が収まらず、年明けに緊急事態宣言が再発令され、チームは練習を今月再開したばかり。国際試合は2019年11月を最後に実施できておらず、「ぶっつけ本番」の可能性も高まる。それでも高田監督は「われわれがやろうとしてきたサッカーをしっかり準備して戦えば、確実にメダルを取れる」と自信を見せた。

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