［２２日 ロイター］ - 国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は、ゼップ・ブラッター前会長をチューリヒ州検察当局に刑事告訴したことを明らかにした。
ＦＩＦＡは、ブラッター氏が関与した博物館の建設プロジェクトで「犯罪的な管理不正」があったと主張している。
声明では、プロジェクト全体の費用が５億スイスフラン（約５８３億円）計上されるなか、ＦＩＦＡが所有していない建築物の改修などに１億４０００万スイスフランが使用され、標準的な市場価格にそぐわない金額での長期賃貸契約が結ばれているとしている。
２０４５年までの賃料として計３億６０００万スイスフランが支払われる内容になっている。
ブラッター氏の弁護士はこれに対し、「告発は根拠がなく、強く否認する」と否定している。
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