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Tuesday, December 22, 2020

日経平均反発、米経済対策で安心感 コロナ変異種重荷 - 日本経済新聞

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23日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日に比べ100円ほど高い2万6500円台半ばで推移している。前日まで3日続落し、25日移動平均を下回ったことで、値ごろ感から短期筋による買いが入りやすくなっている。

米議会は22日、9000億ドル規模の追加経済対策を可決した。同日の米市場では材料出尽くし感から売りが出る場面もあったが、東京市場では先々の経済回復への安心感から買いが先行している。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発している。

もっとも、新型コロナウイルスで感染力の強いコロナ変異種が英国で広がっているのは重荷。ロックダウン(都市封鎖)の拡大などにより経済活動の縮小の波は広がっていくのではないかとの警戒感が強まっており、東京市場でも上値を重くしている。

前日に米ナスダック総合株価指数が上昇したこともあり、ハイテク関連には買い安心感がある。東エレクアドテスト、SUMCOなどが高い。太陽誘電も買われている。サイバーリクルートも上げている。半面、IHIが安い。スズキ日野自も下げている。

傘下の三菱UFJ銀行で「13人抜き」の社長人事が報じられた三菱UFJは安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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