サッカーJ2長崎の元日本代表DF徳永悠平(37)が22日、引退の記者会見を開いた。2012年ロンドン五輪の4強入りに貢献するなどの実績を残してきた徳永は、「すべてが素晴らしいサッカー人生だった」と晴れやかに語った。
長崎・国見高を経て、早大在学中の03年にFC東京でJ1デビュー。ロンドンと04年アテネの五輪2大会のほかA代表では9試合に出場。18年にJ1初昇格を果たした長崎に加わった。実はこの時点で引退を決めていたという。「3年で辞める、その中ですべて出し切って終わろうと思っていた」「最後はJ1昇格を果たして終わりたかったが、自分の中ではやりきった」
豊富な運動量に1対1の力強さも兼ね備え、守備的な位置はすべてこなした。ロンドン五輪でも、大会前に守備が崩れたチームに、吉田麻也とともにオーバーエージとして参加。立て直し、躍進につなげた。全盛期を過ぎた長崎でも、経験の浅い選手を引っ張った。
「自分は一生懸命やってきただけ。素晴らしい選手や監督・コーチに恵まれた」と、飾らぬ人柄が最後までにじんだ。今後については、「いったんサッカーから離れるが、いつかサッカーに関わる仕事、長崎に貢献できる仕事をしたい」と話した。(藤木健)
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