20位:アーセナルのエース
【写真:Getty Images】
FW:ピエール=エメリク・オーバメヤン(ガボン代表/アーセナル)
生年月日:1989年6月18日(31歳)
市場価値の下落額:3000万ユーロ(約36億円/42.9%DOWN)
市場価値の変動:7000万ユーロ(約84億円)→4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:13試合出場/3得点1アシスト
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リーグ・アンの舞台で経験を積んだ後、2013年にドルトムントへ移籍。新天地ではブンデスリーガ史上6人目となるデビュー戦ハットトリックを記録するなど存在感を示し、1年目からリーグ二桁得点をマークしている。そしてガボン代表FWは爆発的なスピードと非凡な決定力を武器に、その後もゴールを大量生産。ワールドクラスのストライカーへと進化を遂げた。
2018年より所属しているアーセナルでも絶対的エースとして活躍しており、プレミアリーグでは3季連続で二桁得点をマーク中。22得点を挙げた2018/19シーズンはモハメド・サラー、サディオ・マネと共に得点王にも輝いている。また、ムードメーカーとしても知られており、ロッカールームを明るくできるという意味でもチームにとって貴重な存在となっている。
今年9月にはクラブと新たに3年契約を締結したことでファンを安堵させた。しかし、ご存じの通りミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは現在正念場を迎えており、その中にあってガボン代表FWも苦戦を強いられている。アーセナルが調子を取り戻す上でエースの活躍が欠かせないのは明らかなので、ここからの巻き返しに期待したいところだが…。
19位:ドイツの快速アタッカー
【写真:Getty Images】
FW:レロイ・ザネ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1996年1月11日(24歳)
市場価値の下落額:3000万ユーロ(約36億円/30%DOWN)
市場価値の変動:1億ユーロ(約120億円)→7000万ユーロ(約84億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/3得点3アシスト
元プロサッカー選手の父と元新体操選手の母の間に生まれたアスリート能力抜群のアタッカーだ。相手を一瞬で置き去りにできるスピードはまさにワールドクラスで、ドリブルでの突破力も兼備。最後はマジカルな左足で歓喜の瞬間を生み出すなど、特別なオフェンス能力を持っている。これからの“マンシャフト”を担っていく存在になることは確かだろう。
下部組織時代も過ごしたシャルケでブレイクを果たした後、マンチェスター・シティへ移籍。ラヒーム・スターリングやガブリエウ・ジェズスなどとポジションを争い、ジョゼップ・グアルディオラ監督の指導も受けたことで着実に成長を果たしている。2017/18シーズンにはシティの選手としては42年ぶりとなるPFA年間最優秀若手選手賞を受賞していた。
そして今夏はシティでの活躍を高く評価し続けていたバイエルン・ミュンヘンに移籍。大きな期待を背負っていた。しかし、ここまではなかなかプレータイムを伸ばせていないのが実状。先日には「僕自身が僕に対して最も批判的だし、ここ最近は自分のパフォーマンスを発揮できていない」とコメントしていた。難しい時期を過ごしていると言えそうだ。
18位:ピッチ外でも注目を浴びる
【写真:Getty Images】
MF:ベルナルド・シウバ(ポルトガル代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1994年8月10日(26歳)
市場価値の下落額:3000万ユーロ(約36億円/30%DOWN)
市場価値の変動:1億ユーロ(約120億円)→7000万ユーロ(約84億円)
今季リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト
ベンフィカではほとんど出番を掴むことができなかったが、2014年にレンタルで加入したモナコで運命が変わった。ハメス・ロドリゲスやラダメル・ファルカオらが抜けたチームで予想以上の働きを見せると、わずか半年で完全移籍を掴み取る。2016/17シーズンにはキリアン・ムバッペやファビーニョらと共にモナコのリーグ優勝に大きく貢献していた。
その活躍が認められ、2017年にマンチェスター・シティへ移籍。とくに2018/19シーズンのパフォーマンスは凄まじく、PFA年間ベストイレブン、クラブのシーズン最優秀選手に選出されるなど大きく評価を伸ばしていた。現在は絶対的な主力選手としてプレーしているわけではないが、ピッチに立てばハイレベルな技術を武器に存在感を示している。
ちなみに昨季のリーグ第33節でシティの選手は優勝したリバプールへの花道を作ったのだが、このレフティーは拍手すらせず一足先にベンチへ。非難を浴びた。さらに昨季のチャンピオンズリーグ(CL)敗退後にはSNSで悪口を書き込んだリバプールファンに対し「哀れなヤツらだ」などと過激な表現を用いたことで炎上するなど、最近はピッチ外で注目を集めることも多い。
17位:ワールドクラスの点取り屋
【写真:Getty Images】
FW:サディオ・マネ(セネガル代表/リバプール)
生年月日:1992年4月10日(28歳)
市場価値の下落額:3000万ユーロ(約36億円/20%DOWN)
市場価値の変動:1億5000万ユーロ(約180億円)→1億2000万ユーロ(約144億円)
今季リーグ戦成績:13試合出場/5得点3アシスト
FCメス、ザルツブルク、サウサンプトンで経験を積み、2016年にユルゲン・クロップ監督率いるリバプールの一員となった。もともと爆発的なスピードやドリブルでの打開力には定評があったが、近年はストライカーのような怖さも身に付くなど、ますます総合力の高い選手へと進化している。稼ぎがあっても贅沢を好まないなど、真面目な性格の持ち主としても知られている。
そしてこの男、とにかくタフだ。とくに昨季はアフリカネーションズカップ決勝戦まで戦った後にリバプールへ合流し、プレミアリーグにチャンピオンズリーグ(CL)、FIFAクラブワールドカップなど様々な大会に出場したが、最後まで無傷。超人ぶりを示した。毎年多くの怪我人が出るリバプールにおいて、継続してピッチに立てるこの男の存在はかなり貴重と言えるだろう。
今季も相変わらず主力としてプレーしており、攻守において奮闘。新型コロナウイルス感染により欠場したアストン・ヴィラ戦でチームが2-7と大敗を喫するなど、この男の不在が及ぼす影響は決して小さいとは言えない。市場価値は3000万ユーロ(約36億円)下落したものの、これはコロナによるものだろう。評価の高さは揺るがない。
16位:イングランドの絶対的エース
【写真:Getty Images】
FW:ハリー・ケイン(イングランド代表/トッテナム)
生年月日:1993年7月28日(27歳)
市場価値の下落額:3000万ユーロ(約36億円/20%DOWN)
市場価値の変動:1億5000万ユーロ(約180億円)→1億2000万ユーロ(約144億円)
今季リーグ戦成績:14試合出場/9得点10アシスト
7歳で入団したアーセナル下部組織では失格の烙印を押されてしまった。しかし、11歳で加入したトッテナム下部組織で経験を積み、多くのクラブへ武者修行もしたことでワールドクラスのストライカーへと進化。2018年にはアラン・シアラーに次ぐ史上2番目の速さでプレミアリーグ100得点到達を果たすなど、歴史に「ハリー・ケイン」の名を刻んでいる。
イングランド代表でも絶対的エースとして活躍しており、2018年のロシアワールドカップでは大会得点王に輝くなど母国をベスト4へと導いていた。チームを率いるガレス・サウスゲート監督もこの男に期待を寄せており、今年11月には「出場数に対する得点数が驚異的だ。彼には十分、ウェイン・ルーニーの記録(イングランド代表歴代最多得点)を抜く時間がある」と話している。
ここ数年は故障離脱が続いており得点数も大きくは伸びていなかったが、今季はその鬱憤を晴らすかの如く躍動。とくにソン・フンミンとの相性は抜群で、彼らのコンビネーションはどのクラブにとっても大きな脅威となっている。市場価値が下落したのは17位のサディオ・マネと同じく、新型コロナウイルスによる影響が大きいとみていいだろう。
【了】
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