不毛なストリーミングでした。
スコットランドのサッカーチームであるインヴァネス・カレドニアン・シッスルFCが、人間のカメラマンの代わりにAIを使ってボールを追いかけ、生配信するシステムを導入しました。ですがAIは、ボールではなく審判のスキンヘッドばかりを追跡することに…。
これは対エアー・ユナイテッドFC戦で、シーズンパス保有者と試合のチケットを買った人たち限定で生配信された試合でした。強い逆光だったからなのか、ボールも審判の頭頂部も光り方が似ていますよね。
コロナ禍で無人カメラを導入したものの…
この技術は、スコットランドのカレドニアン・スタジアムに設置された「Pixellotカメラ・システム」と呼ばれるもので、人工知能がボールを追跡するようプログラムされ、ここで行われる試合をHD画質で生配信するストリーミング・プラットフォームです。
ファンでもない人たちからしたら笑っちゃう珍事ですが、ファンたちはゴールの瞬間が見られないのがハゲしく不満だったようで、解説者は配信中に謝っていたのだそうです。ちなみにシーズンパスは、大人が246ポンド(約3万3,300円)で、1試合のみの観戦だと9.99ポンド(約1,350円)とのことです。
帽子かカツラで対応しては?
今後このシステムが改善されるか分かりませんが、視聴者たちは「スキンヘッドの人には帽子かカツラを着用するのが良いのでは?」と提案しているそうです。念の為に、可視光の最大99.965%を吸収する真っ黒塗料「Vantablack」を使った帽子で反射防止をしてみるっていうのはどうでしょうか…?
Source: YouTube, ICTFC via INTERESTING ENGINEERING
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November 03, 2020 at 06:00AM
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サッカーの試合でボールを追跡するはずのAIカメラ、審判のスキンヘッドを追いかけ生配信 - GIZMODO JAPAN
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