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Friday, September 25, 2020

米国株、ダウ続伸し358ドル高 主力ハイテク株がけん引 - 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=戸部実華】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比358ドル52セント(1.3%)高の2万7173ドル96セントで終えた。朝方は売りが先行したが、主力ハイテク株の上昇が市場心理の支えとなり、昼前に上げに転じた。景気敏感株の一角にも買いが入り、取引終了にかけて上げ幅を広げた。

9月に入ってから調整局面が続く主力ハイテク株は前日に続いて上昇した。スマートフォンのアップルは4%高、ソフトウエアのマイクロソフトと顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムは2%高となった。週半ばにハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は約2カ月ぶりの安値を付け、押し目とみた買いを誘った。ハイテク株が相場上昇をけん引し、ダウ平均の上げ幅は一時400ドルを超えた。

景気敏感株とされる航空機のボーイングは6%超上昇し、ダウ平均を押し上げた。アナリストによる投資判断の引き上げを好感し、クルーズ船のノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスやカーニバルが大幅に上昇した。

朝方は売りが先行し、ダウ平均は下げ幅を180ドルに広げる場面もあった。欧州や米国の一部地域での新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されている。朝方発表の8月の米耐久財受注額は前月比0.4%増と市場予想(1.8%増)に届かなかった。米景気回復の鈍化を懸念した売りも誘った。

複数の米メディアによると、米下院民主党は24日に規模が2兆4000億ドル程度と従来の3兆ドルより縮小した追加経済対策の策定を開始した。ただ、共和党が容認するとされる規模は上回っており、依然として早期成立は困難との見方も相場の重荷となった。

ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比241.30ポイント(2.3%)高の1万0913.56で終えた。主力ハイテク株が総じて上昇したほか、アナリストが目標株価を引き上げた画像処理半導体のエヌビディアが4%高となるなど半導体関連株も買われた。

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