新型コロナウイルスの影響で高校総体などの大会が中止となる中、奈良県サッカー協会が代わりに開催する独自のサッカー大会が、４日から始まりました。
大会は、奈良県内の高校や高校生でつくるクラブあわせて３３チームを８つの組に分け、それぞれの組で１位を争うリーグ戦形式で行われ、初日は、県内４つの会場でそれぞれ試合が行われました。
このうち田原本町の奈良県フットボールセンターでは、午前の第１試合で、奈良高校と奈良北高校が対戦しました。
試合は感染防止のため、通常よりも３０分短い６０分制で、試合前後のあいさつや握手は取りやめ、観客も入れないで行われました。
あいにくの雨模様で、選手たちはびしょぬれになりながら懸命にボールを追いかけました。
２つのチームの主将は、「遠征や大会が中止となる中、こうした機会を作っていただいてありがたい」とか、「悔いのないように３年間で培ってきた力を発揮したい」などと話していました。
奈良県サッカー協会の市橋亮さんは、「けがには十分注意してもらいながら選手たちには存分に力を発揮してほしい」と話していました。大会は今月２６日まで行われる予定です。
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July 04, 2020 at 02:09PM
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