【ロンドン=岡田浩幸】新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの国・地域で公式戦が中断しているサッカー界では、うつ病の症状を訴える選手が倍増したとの調査結果が出た。目標が見えないストレスや経済的な不安が要因とされる。
国際プロサッカー選手協会(FIFPRO)が3~4月、自宅待機などの感染対策が取られた16か国・地域の男子選手1134人(平均年齢26歳)、女子選手468人(同23歳)を調査したところ、男子は13%、女子は22%に無気力などのうつ病の症状がみられた。昨年12月と今年1月に同年代の男女307人に行った別の調査では、男子が6%、女子は11%で、ほぼ倍増している。
FIFPROの医療責任者は「サッカーがなくなり、症状を訴える選手が急増した。信頼できる人や精神衛生の専門家に助けを求めることを勧めたい」としている。
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May 12, 2020 at 06:38PM
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サッカー選手、うつ病の症状倍増…公式戦中断でストレス - 読売新聞
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