ホンダ系の自動車部品大手、ケーヒンは24日、独車部品大手マーレと空調部品事業の売却に向けた基本合意を結んだと発表した。2021年3月までに売却額などを交渉し、最終契約を結びたい考えだ。19年10月に日立製作所傘下の日立オートモティブシステムズとケーヒンなどホンダ系3社が合併することを発表し、ケーヒンは空調事業の譲渡先を探していた。
ケーヒンは電子部品を強みとし、空調部品の売上高は全体の2割程度だった。事業を整理し、需要の高い電子部品などに開発投資を集中する。
マーレはエンジン部品を主力としてきた。ガソリン車が将来的に下火になることを受けて電気自動車（EV）でも使われる空調部品を強化する。ケーヒンから買収することで日本などで販路を広げ、商品力を上げる。
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March 24, 2020 at 07:04PM
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ケーヒン、空調部品の売却で独マーレと基本合意 - 日本経済新聞
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