新型コロナウイルス感染症が欧州を襲っている中、欧州プロサッカーのビッグリーグで活躍するスターたちが、自主隔離の指示を無視して、チームから離脱して問題になっている。
スペイン・レアル・マドリードのＦＷルカ・ヨヴィッチ（２３）は、リーグの一時中止の決定後、故国セルビアに戻った。レアル・マドリードのバスケットボールチームで感染者が出たので、バスケットボールチームはもとより、サッカーチームの選手たちにも自主隔離の指示が下された状況なのに、これを無視したのだ。
セルビアに帰ったヨヴィッチは、帰国したその翌日にガールフレンドの誕生日パーティーに出るために外出をした。セルビアは、現在一部の国の入国者に限ぎって、２８日間の自己分離を義務付けているが、ヨヴィッチはこれも違反したのだ。ヨヴィッチが仲間と楽しい時間を過ごしている姿がソーシャルネットワークサービス（ＳＮＳ）を通じて広がり、セルビア国民から非難が殺到している。アレクサンダル・ヴチッチ・セルビア大統領までが出て、「金持ちより、国民のほうがより重要だ」とヨヴィッチの突発行動に直撃を飛ばした。当局から調査を受けているヨヴィッチは、謝罪の意を明らかにしたが、自主隔離の指針に違反したので、最大で２年の懲役刑で処罰される可能性まで提起されている。
イタリア・セリエＡ、ユヴェントスのＦＷゴンサロ・イグアイン（３３）も、２週間の自主隔離期間を破って、母親へのお見舞いを理由に２０日、母国アルゼンチンに帰ろうとして空港で警察に捕まって議論を呼んだ。イグアインは、コロナウィルスの陰性反応確認書を警察に提出後、自家用飛行機に乗ってフランスに移動し、イタリアを去った。
兪載泳 elegant@donga.com
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March 21, 2020 at 06:47AM
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自主隔離指示破り母国へ、サッカー・スター選手たちのコロナ悪例続々 - 東亜日報
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