新型コロナウイルスの感染拡大により25日に、3月15日までの公式戦94試合(ルヴァン杯16試合、リーグ戦78試合)の延期を決めたJリーグ。プロスポーツ界で真っ先に延期を決断したJリーグのサポーターも、楽しく、そしてたくましく、厳しい状況を乗り切ろうと知恵を絞って寄り添っている。

26日はルヴァン杯が行われる予定だったが、前日に試合開催がなくなった。サッカーのない水曜日だったが、ツイッター上では試合が“開催された”。

「#エアルヴァン杯GL仙台vsC大阪」などがトレンド入り。それぞれが試合をイメージし、楽しく、好き勝手にツイートし、それがムーブメントになった。

サポーターがツイッター上で思い思いに試合を“展開”。関係者も参戦し、それぞれがサッカーのある水曜日を過ごした。

つぶやきは、ほほえましい大喜利状態となったが、総じてサッカーの力を感じさせるものだった。

この苦境で、Jリーグの思い切った決断を、ガッチリと受け止めて支えるサポーターたちの存在も、浮き彫りになった。