
福島スバル自動車(郡山市)は、1958~70年に生産された軽自動車のヒット作「スバル360」を復元させた。今後、県内販売店で試乗会などを展開し、同社の技術力の高さを発信していく方針。現代スバルのルーツとなる車の復活に、往年のファンらが喜んでいる。
復元したのは、約20年前に顧客から寄贈された車両で、これまでは店内で展示していた。新型コロナウイルスの影響で若手技術者の研修の機会が減る中、長年積み重ねてきたものづくり技術の歴史を学び、今に生かしてもらおうと、希望者を募って7月にプロジェクトチームを発足させた。
プロジェクトには20~30代を中心に約20人が参加。今は使われていない部品の調達などに苦心しながら、エンジンや足回りの整備、車体の塗装など作業を重ね、約4カ月をかけて完成させた。車検も通し、実際に走行できるようにした。
内田良一社長らが14日、同市で復元させた車を披露した。プロジェクトチーム代表の渡辺純二サービス部品部副部長は「若い技術者が50年前のものづくりに関わることで、改めて車の面白さを知る機会になった」と振り返り、「車は生活の一部。復元された車を通し、その時代時代の思い出を懐かしんでほしい」と話した。
スバル360 富士重工業(現スバル)が開発。自家用車が夢の時代に低価格の乗用車の普及を目指し、日本独自規格の軽自動車として約39万台が生産された。ユニークなデザインで「テントウムシ」「デメキン」とも呼ばれた。
からの記事と詳細 ( 現代スバルのルーツ...名車「360」復元 若手が部品調達や整備 - 福島民友 )
https://ift.tt/37YIfKw
No comments:
Post a Comment